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お知らせ

ARO協議会第12回学術集会 in 千葉にて共催セミナーの開催と企業ブースを出展いたします。

9月19日(金)・20日(土)に開催される「ARO協議会第12回学術集会 in 千葉」において、下記の通り共催セミナーの開催と企業ブース展示を行います。

今回の共催ランチョンセミナーは、臨床研究中核病院にも加盟する順天堂大学医学部附属順天堂医院 元院長の桑鶴良平先生をお招きして、『病院ビッグデータと最新テクノロジーを活用したデータドリブンな治験・臨床研究のフィージビリティと患者リクルートの重要性〜治験における症例集積をどう病院経営にどう活かすか〜』という病院経営という目線で治験の効率化をテーマにしております。
日本の大学病院の多くは、物価や人件費の高騰、運営補助の削減などの影響で、厳しい赤字経営を余儀なくされています。2023年度には赤字病院の割合が86%にのぼる状況も報告されており、医業収益だけでは経営の安定が難しくなっています 。

そんな中、「治験関連業務」は医業外事業において高い収益性を誇ります。損益面で見ても93%の病院が黒字を計上し、経常利益率は約42%に達するというデータがあります※ 。つまり、医業本来が赤字であっても、治験を効率化することで、病院経営での収益面で支える強固な収益源となります。

これらの内容をもとに、順天堂 情報センター本部 杉村雅文様より順天堂医院でのテクノロジーを用いた最新の取り組み事例、4DIN社 松原玄馬様よりRWDを用いた治験におけるフィージビリティサービスの取り組み時事例をDemoも交えて、Buzzreach推進本部小林香澄よりデータドリブンなフィージビリティを活かした患者リクルートの考え方についてご講演いただきます。

※引用:厚生労働省_医業外事業による本体業務への経営的影響の把握に関する調査(P.46-57)

共催ランチョンセミナー詳細セミナータイトル:
病院ビッグデータと最新テクノロジーを活用したデータドリブンな治験・臨床研究のフィージビリティと患者リクルートの重要性〜治験における症例集積をどう病院経営にどう活かすか〜

詳細:2024年9月20日(土) 12:10~13:10 会 場:第1会場「ゐのはな記念講堂 亥鼻講堂」座席250席

座長①:順天堂大学医学部附属順天堂医院 元院長 順天堂大学 大学院医学研究科・共同研究講座(データサイエンス推進講座)特任教授 桑鶴 良平 先生

座長②:株式会社Buzzreach 代表取締役CEO 猪川 崇輝

演者1:学校法人 順天堂 情報センター本部 本郷地区情報センター 杉村 雅文 様

演者2:株式会社4DIN アカデミックサービス部 松原 玄馬 様

演者3:株式会社Buzzreach 推進本部 小林 香澄

演題1:「病院ビックデータを活用したデータドリブンな治験や臨床研究においての、フィージビリティがいかに重要か」という視点から、IBM社との取り組みや今後想定する4DIN社とのRWDを活用した協業について

近年、大学病院を取り巻く環境は急速に変化し、患者中心かつテクノロジーを活かした新たな医療環境が求められています。こうした中、順天堂医院では、治験や臨床研究の効率化も含めてさまざまなITベンダーと最新の取り組みを行なっております。本セミナーでは、IBM社と共創したメタバース空間を利用した『メタバースホスピタル』の取り組みや4DIN社取り組んでいる病院RWDの利活用などについてご講演いただきます。

演題2:①4DIN社のご紹介、②シンプリサーチを用いた順天堂大学病院とのこれまでの取り組み
③治験や臨床研究フィージビリティへの利活用についてとDemo

シンプリサーチを用いたアカデミアとの取り組みや、治験や臨床研究フィージビリティへの利活用についてをDemoを交えてご講演いただきます。

演題3:データドリブンなフィージビリティを活かした患者リクルートの考え方〜価値あるデータをオペレーションまで管理して症例エントリーにまで繋げることが、ビックデータ利活用において如何に重要か〜

生成AIやRWDの活用により、病院ビックデータを用いた治験や臨床研究での精度の高いフィージビリティや候補者選定が実現可能な世界となった。これらの”技術”だけに留まらず、価値あるデータを症例登録まで活かす仕組み作りとは何か。患者リクルートのスペシャリストであるリクルートマネジャーという役割で、パートナーサイトモデルでの多くの経験をもとに最新テクノロジーと価値あるデータを如何に症例エントリーにまで繋げるかについてご講演いただきます。

開催概要
名称:ARO協議会第12回学術集会(https://12aro.jp/index.html
テーマ:ともに、創る ~理想をかたちにするために~
会期:2025年9月19日(金)・20日(土)
会場:千葉大学 亥鼻キャンパス 千葉県千葉市中央区亥鼻1-8-1
開催形式:現地開催
会長:花岡 英紀 (一般社団法人ARO協議会副理事長、千葉大学教授 医学部附属病院臨床試験部長)学術集会事務局:
千葉大学医学部附属病院臨床試験部〒260-8677 千葉県千葉市中央区亥鼻1-8-1 事務局長加賀山 祐樹. E-mail: crc-kikaku@ml.chiba-u.jp
運営事務局:株式会社JTBコミュニケーションデザイン
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