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「StudyWorks」導入医療機関インタビュー公開:第一弾(金沢大学附属病院編)

ー治験DX・エコシステム・DCT推進の最中、“今が追い風”の医療側視点を紹介ー
株式会社Buzzreach(本社:東京都港区、代表取締役CEO:猪川崇輝)は、当社が運営する治験業務支援SaaS「StudyWorks」を導入いただいた金沢大学附属病院に対するインタビューを実施し、その内容を公開いたしました。政府主導の 治験DX・分散型臨床試験(DCT)推進の動きが加速する中、“今こそ導入のタイミング”とする医療現場の声をお届けします。
治験のデジタル革命。金沢大学附属病院が挑む業務効率化と質の向上|StudyWorks導入事例インタビューはこちら
▶ インタビュー抜粋(要約)
金沢大学附属病院 先端医療開発センター 臨床研究推進部門長 /長瀬先生
金沢大学附属病院 先端医療開発センター 臨床研究推進部門主任 / 田中 様
株式会社Buzzreach 代表取締役CEO 猪川 崇輝
「最初に考えていたのは、スタッフ(CRC)の働き方を改善することだった。誰がどれくらい忙しいのかを見える化したいと思っていた」
「依頼者側もスケジュールやプロトコール手順の実施状況を適切にチェックできるようになるため、これがうまく機能すれば、施設側と依頼者側の双方でチェック機能が働き、データの品質管理がより適切に行われるようになり、業務全体の効率化にも繋がると考えている」
「業務管理のために現場の仕事がさらに増えることは避けたいと考えていたので、これをどうにか解決できないかと日々考えていた」
▶ 政府推進 × 医療機関による治験DXの追い風
政府はGCP※1の規制緩和や治験エコシステム※2、DCT推進など新薬開発の活性化に関連する政策を続々と打ち出し、治験実施医療機関がより早く、より多くの治験や臨床研究に携われるよう様々な取り組みを始めています。DCT※3においても、eリクルートに始まり、eコンセント・オンライン診療や訪問看護、治験薬の患者宅や薬局、かかりつけ医への配送緩和等、治験がより身近な選択肢になるために必要なDX環境整備を後押ししています。
医療機関側もより多くの治験を誘致するためのDXや業務効率化、DCTに対応するためのパートナーサイトへの治験業務の委託に伴う「管理監督責任の明確化」「業務負担を軽減しながら多様な治験形態に対応できるインフラ」を求められている時期に突入しており、先進的な治験実施医療機関においては様々なイノベーティブな動きが活発化しています。
そのような環境で、StudyWorksが提供する「プラットフォームでの業務進捗管理」「日本型DCTに対応した一元管理」が“今がベストの導入タイミング”との声が聞かれています。
※1 GCP:厚生労働省が定めた「医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令」(GCP:Good Clinical Practice)
※2 治験エコシステム:治験エコシステムとは、国民にいち早く治療薬を届 けるため、製薬企業、医療機関、規制当局、被験者 等あらゆるステイクホルダーが協力して効率的に治 験を行うシステム
※3 DCT:Decentralized Clinical Trial(分散型臨床試験)とは治験の選択肢をより広げるための新たな手法で、治験実施医療機関に全ての治験業務を集約せずパートナーサイトと呼ばれる治験協力医療機関と協力して治験の効率化を行う取り組み
■StudyWorksとは
StudyWorksは、医療機関向けの治験業務支援SaaSです。CRCや事務局などを中心とする治験関連業務の一元管理の他、CRCタスクの院内外共有、連携機能としてeリクルート進捗管理、DCT管理におけるオンライン予約管理/訪問診療管理、レポート作成支援など、治験DX、DCT時代に不可欠な機能を統合的に提供します。
■今後の展望と社会的意義
Buzzreachは、医療機関・製薬企業・CRO・行政と連携し、日本における治験DXの推進やDCT(分散型臨床試験)の普及に向けたエコシステム構築を具体的に推進して参ります。
インタビュー記事を通じて、治験現場の“今”と“未来”に向けた実効的な価値を社会に伝え、新薬承認の早期化を後押ししていきます。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社Buzzreach 広報担当
Email:info@buzzreach.co.jp
URL:https://www.buzzreach.co.jp/contact